たくさんのポッケ

春です


桜の木も
今年のつぼみを膨らませ
今年の花をこれでもかという力で咲かせています

今日はかなり風もつよかったから
ちょっと
週末の花見はどうでしょう

まだ、咲いてくれていたらいいのにな。




この冬から春にかけて
今年はとても
いろんな事がありました


身近な人が
急に生死をさまようという事態になったりして

私も、そして、周りも
とても驚き
いろんなことを
頭で考えるというよりも
奔走していたという感じです。


そういう時には
立ち止まり、考えているというよりも
動物的になって走っている部分が多いような気がして

そして
その時の感覚というのは

いつも通りの精神状態ではないものの


その選択は、ベストだったんだ


と、最終的に、感じます。



いつもは
自分の生きてきたそれぞれの思い出なんかにあてはめて
価値を決めていったり
これは、こうなるだろう
と、選択している事が多いけど


ものすごく
動物的な時には


いままでの感情では
いい気持ち的なものがなかった物事に対しても

勝手に行動していたり
口にでていることは


なんの、今までのへんなフィルターを通してない分

素直な気持ちで



直感で


動けているんだと思う。




ちょっと、抽象的すぎて
なんのことやらさっぱりわかりませんよね


でも、今はそんな風に思っているという
自分的なメモです。




人が、この世を去る時


どんなことを思うのかは
その人にしかわからないけど



あちらの世界に持っていけるのは


『知っている』


という思いだけなので


私が、自分や子どもに望むのは


その

自分の『知っている』というポッケが
たくさんあったらいいな


知っているというのは

知識ということではなくて


自分で、見て、感じて、聞いて、
五感で身体にはいってきたことです。



そのポッケが
たくさんついた
みえない自分の洋服で


次のステージにいけたらいいな。



喜びの色も
そして、悲しみの色も。


いろんな色をたくさん持って



次にいけたらいいなと思います。



今日も


雨の日の薄紅色は
雨を美しく魅せるんだな

知る事ができた



ひとつ、ポケットが増えたんだな。