巣立ち

久しぶりにブログを書きます

 


本当にあっという間に時間は無意味にすぎているような気がしますが

わかりやすい「子育て期」時間軸がそばにあるので

私の無意味というのも、薄まっているきもしてます

 


昨日、娘が作った作品に私のナレーションを入れたものが公開になった

 


なんとなく

自分のなかで巣立ちを感じたので

これは書き記しておこうという気分なので久々にブログです

 


2002年に娘が生まれてから

小学校卒業までを東京で過ごし、中学から関西に引っ越して

そこからは彼女にとってかなり大変な日々を過ごすことになる

 


それは、昔からだったのだけれど

人に執着をしない、というか、人に興味がないので

みんなと遊んでいるように見えて、実は一人で遊んでいるような子だった

それを、苦とも思わなかったと思う

 


でも中学になって

そういう自分が持っている性質と学校社会との向き合い方に挫折をした

 

 

 

私は、彼女とは性質があまり似ていなくて

自分が彼女だったら?という考えをいつも、暗闇の中で手を伸ばしているような感じで

ただただ、いつも、彼女を傷つけるものがないのか目を光らせていたというか

興奮した母猫のように、毛を逆立ててた

 


はたから見たら過保護だったかもしれない

 

 

 

幼少の頃に、娘と散歩してて

ふと目を離した瞬間、見知らぬ人に、娘を水の中に沈められた事件があったから

それも少しのトラウマになっていた気もする

 


自分の感情を言葉にするのが苦手で、絵を描いているのが好きな子だったから

 


余計に「私が守らなくちゃ」という気持ちが大きくなっていたと思う

 


でも

高校に入って、少しずつ、話ができる友達ができたんだなというのは

彼女が普段、標準語を話していたのに、たまに関西弁が混じるようになってきて

他者からの影響を受けているのだと嬉しくなった。

そこから、だんだん自分の好きなもの、元素に向かっていくエネルギーがすごくなって

それを伝えたいんだという気持ちで、いろんな扉が開いていった

 


そこから

私の「警戒母親猫」期が終わりを告げた

 


好きなものに邁進する姿を見るのは本当に楽しい

大変なことがあっても

ちゃんと食べて、寝てるかどうかを見届けられたら、こちらも嬉しい

 


まもなく二十歳を迎える彼女は

家の中でじっと絵を描く子だったのに

最近では

もう、何度も一人旅をして

私の知らない世界を自分の足で歩いている

 


今回、京都大学の黒﨑教授のチームからお声がけいただいて

日本熱電学会ゼーベック効果発見200周年記念動画コンテストの一員になった

彼女の作っている元素擬人化の世界で、動画を作成してほしいということで

初めての動画制作だけど、信じられない吸収力で、新しい壁をドロドロになりながら乗り越えた

ナレーションを、お母さんにしてほしい

と頼まれた時に

 


あぁこんなご褒美のような瞬間があるのだなと思った

 


そして

一つの巣立ちを感じた瞬間でした。

 

 

 

https://youtu.be/pBL-KV9fmrk

 


最近自分の記憶力が乏しいので(いや元々か)

ここに記します

 


子育てに限らず

 


人と人が暮らすとか、付き合う、関わるというのはとても大変なことだ

 


他者に見えている面というのは本当に少しの表面で

その人を知るというのは本当に難しいことだと思う

 


でも

人から、何を言われようが

 


とにかく

その相手と、自分の気持ちだけを大切に

傷つきながらも

癒しあって、好きという気持ちを大事に生きていけたらいいな

 

 

 

あー、何書いてるかよくわからなくなってきました(通常運転)

 


久々の投稿でしたが

 

 

 

私は、いつも通りポンコツで、日々、面白おかしく生きてます

 


皆様も、どうか、健康で!