鹿のフン?いや違う!なんか臭うぞ!夏!

夏が舞い戻ってきたような気温



本当に、夏が苦手なので早く涼しくならないかと

祈っているところだけど


こうも暑いと

思い出すんだ



今年の夏の

凄まじい爪痕を。。。。



Twitterで、ちょっと書きましたが

結末が予想だにしない感じだったので

続きはラジオ!で!!!


なんて書いたけれど



別に、気持ちの良い話でもないので



ブログに書こうと。



ということで、今からでも間に合います


気分を害する方も居ると思うので



「うち」

や臭いネタがダメない人は、退室をお願いします!



はい。言ったからね、ちゃんと。




では

入室されたいという奇特なお方

どうぞ


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今年の夏

実家の広島に帰って


宮島に、あなご飯食べにいこうよ!



と、母と娘、私の3人で出かけた


家から車で宮島口の駅に駐車して


歩いて桟橋


現在大きく改装してる宮島口の桟橋なので

ちょっと風情も何もない感じだけれど



やはり、10分という短い船旅でも、旅行気分になれるのは

良いよなぁ


なんて思いながら


船でもデッキに出ることもなく

母とクーラーの効いた船内で

爆裂トークしていたらあっという間に宮島についた



海の匂い

そして

もみじ饅頭の匂い


ほのかにかおる、鹿のフンの臭い



あぁ、宮島に帰ってきたんだなぁ



と、鼻腔から感じる




目当てのあなご飯の店が2軒とも休みで

意気銷沈してしまったが



母と娘3人で楽しく過ごして



さて、帰ろうか



と、また本土の方に移動して

車に乗って、買い物に出かけた




車に乗っていて

何か

違和感を感じたのはまず、私だけだった



「ねえ、誰か、オナラした???」



というと


後部座席の母も娘も


「いや、してないよ」



母に至っては


「聡子が知らんうちにしたんじゃないん」


と、ニヤニヤしている




えー??と言いながら

ちょっと窓を開けて



しばらくすると気にならなくなったので


車が

臭いところを通ったのかな


くらいにしか思わなかった




買い物をして

また車に戻って

走り出してしばらくすると



また臭う・・・・・




「お願いだから、誰かオナラしたと言って」



母と娘は

「だから、してないって」





・・・・・・・・


誰もしてない・・・オナラ・・・・



ああぁぁぁぁ

じゃあやっぱり私なんだな


あれだ、絶対




人生で何度もやってる


今回もか



家について、自分のサンダルの底を見たら


綺麗に鹿のフンが


波波になってる溝に入っていた




二人に


「ごめん、私だった。踏んでた。フンを」



庭で、底を洗い流そうと思ったら


ホースからかなりの勢いで水が出て


フンは粉々になりながら

私の体に飛び散っていった





オーマイ・・・・・・






まぁ、昔、吾妻山で

牛のホヤホヤのフンを

買ったばかりの白いスニーカーで踏んで

柔らかいので、滑って

ちまみれになったのが


最大の私の運話なので


これくらい可愛いもんじゃ。


と、大きな心を見せて



長い一日が終わった






_________






次の日の朝



お墓まいりに行こうと


車に乗った瞬間に



まるで自分がうこになってしまったのか

と、錯覚するくらいの臭いが

車内で充満していた



母と娘を呼んで


うわ、こりゃひどい。


多分、どこかに鹿のフンがまだあるのか???



と、私が運転していたので、その運転席のシートを全部外して

洗ったりした



もう、これで大丈夫でしょ!



と、車に乗って1分も立たないうちに


全員があっついのに窓を開けなきゃ死んでしまいそうだった



そう



臭いはすでにうこを超えていた


こを超えるってどういう意味かはさておきね






お墓近くの花屋さんに着くまで

3人とも、車酔いならぬ

こ酔いをしていた(うこを超えているけど)



私が花を買って

車に戻ろうと思ったら


母が車の外で


眉毛がはの字になる程情けない顔をしていた




「さっちゃん、、、、、臭い、、、、私だった」



というではないか



まさか、もう、そんな介護がいるような母になったのか???

いやいや、めっちゃしっかりしてるし、元気じゃない

どうしちゃったのさ、お母さん!!!!


と、脳内で思うこと1秒。



母が何か持っている


というよりも何かをつまんでいた


そしてそれは液体だった


でも、ビニールからダラーンと何か液体と別のものも見える



そして、その液体が


ポタポタと滴っているではないか!!!!!!!



お母さん、何???何なの????液体うこなの????早く言って!!!!!!!





母の口から出たのは衝撃の事実だった





「かまぼこ・・・・・」




消え入りそうな声で


確かに母は


KA/MA/BO/KO


そう、カマボコと言ったのだ



待て、かまぼこは、半月のような形になっていて

板が付いていて。。。。。



待てよ




液体の中に、ちょっくら見え隠れしている

固形のもの・・・・


それは


カマボコが形成されていた時の板か!!!!!!!!



そしてその液体が・・・・・


元・・・・固まっていたカマボコ・・・・・・・





母は


花屋さんからちょっと離れているお墓まで


「これ、もう私のせいだから走っていく」



という謎の懺悔方法を実践し


液体腐ったカマボコを片手に


走り去った・・・・・



私は、まだうこを超えた臭いのする車中に戻り

エンジンをかけ

母を追いかけた



母は申し訳ありませんと言いながら

洗い場で

手を洗っていた



早い



母がこんなに早く移動できたのは


やはり

この臭いと1秒でも早く離れたかったのだろう



70歳の人間とは思えぬスピードだった







あとから母に聞くと



そのカマボコは一ヶ月ほど前に

買い物をして、後部座席に色んな荷物と共に置いてあったのが

運転中、何かの拍子で落ちてしまって


運転席と後部座席の見えにくいところに鎮座してしまったのだ



母は

いつものうっかり病だと思って

「あれ?カマボコ買ったはずなのに、またカゴから入れ忘れたんじゃ」

と、探しもしなかったそうだ



この夏の暑い日々


じわじわと

カマボコは腐っていき


奇しくも、私が靴底に鹿のフンをつけてた同日に


もう耐えられないほどの異臭


を放っていたということだ



そして

悲劇はここから



母はどうにも、この臭い、、、おかしい!

と、自分の日傘を運転機と後部座席の間に入れて

探っていた時に

何かが当たったそうで


それで発見したはいいけど



その傘の先が当たっせいで


腐ったカマボコが漏れ出して



異臭はしばらく染み付いた



ものすごい掃除をして

消臭スプレーかけまくって



何とか、脱したけれど




この夏



何が一番すごいって



液体になるまでカマボコを車内放置したあげく



黒ひげ危機一発のようにぶっさした母




その




なかなか出会えない(悪い)奇跡のミルフィーユに



何か賞を差し上げたいほどです









という、考えられない顛末でした。



あー、お母さん最高です。




みなさま


くれぐれも

車内におき忘れなさいませぬように!!!!!!!




VIVA!




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